今年も近隣の中学校の合唱コンクールが開催され、生徒さんも伴奏者として活躍されました。
教室の学区の中学はホールでの演奏でしたので、聴きに行ってきました。また会場に足を運ぶことができなかった学校の生徒さんも動画を送ってくださったため、本番での演奏を聴くことができました。
素敵な演奏
合唱の伴奏はソロとは違い、自分の演奏だけではなく歌声をしっかり支えたり引っ張っていかなくてはいけません。
中学3年生の曲は、多感な時期の心の揺れや心情を、美しくかつ音程の取りにくいメロディーと複雑なリズムに乗せて歌う難易度の高い曲でした。
特に過去のNコンの課題曲になった曲も複数あり、ポップスのノリを合唱で表す難しさがありました。
レッスンでは複雑なリズムもテンポを落とさず、かつ細かいリズムでもいかに拍感を出すか、またホールや体育館ででどんな響きになるかというところに拘ってレッスンをしました。
クラス練習での歌とのバランスやうまくいかないところも生徒さんから聞きながら、一緒に悩み考えながら曲を作り上げることができましたね。私も大好きな曲を演奏してくれたこと、とても嬉しかったです🎵
ある生徒さんは楽譜をめくるタイミングは一瞬しかなく一瞬ドキッとした場面もありましたが、動揺することなく、むしろさらにスイッチが切り替わり見事最後までキリッとした音色で弾き切ってくれ、大変感動しました。
合唱コンクール後日にはたまたま歩いて通りがかった近くのお家から彼女の弾いた曲の伴奏が聴こえ、どこかの中学生が弾いてみているのかしら…と嬉しく思いました😊
頑張ったあとにのこるもの
今年の合唱コンクールではオーディションのあった生徒さん、なかった生徒さんどちらもおられましたが、今回は悔しい思いもした生徒さんもいました。曲により手の大きさのハンデがありましたが本当に頑張って練習しました。
今回合唱コンクールで演奏してくれた生徒さんも悔しい思いをした生徒さんも、振り返ってみるとこの夏からの数ヶ月で大変成長した姿を見せてくれました。
生徒さんたちの成果を一番近くで見守ってくださったご家族の方が一番感じておられることだろうと思います。ご家庭でも見守っていただきありがとうございました。
私から一番大きな拍手を送ります👏
2023.10.31
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