響きのある音を目指して

ピアニストの演奏を聴くと、とても楽に弾いているように見えますね。

でも出ている音は芯があって、かつ重くない。

学生の頃、リスト音楽院の先生のレッスンを年に2回定期的に受ける機会がありました。先生の手はとてもとても大きく太い指で、先生から出される音はポンと鍵盤に触れただけで豊かな響きのある音でした。

私たちは海外の方より体も手も小さく、同じ力加減では響きのある音を出すのは難しいですが、うまく脱力を使うと響く音になります。

生徒さんへのレッスンではどのタイミングで力を抜くのか、どこの力を抜けば良いのかを響きを聴き比べながらお伝えしています。

脱力を使うと音が良くなるだけでなく、楽に弾けるようにもなりますね。習得は難しいですが、一緒に学んでいきましょう🎵

日々のレッスン

2022.10.8

コメントはこちらからどうぞ


CAPTCHA


TOP