先日はとある講座を受けてきました。
「大作曲家の生涯と、そのつながりを探る」
恩師が講座を開かれるとのことで栄の名古屋音楽学校へ、久々に名古屋まで足を伸ばしました。
3回シリーズのうち今回は第1回目、モーツァルトが取り上げられましたので、その中から印象的なお話です。
モーツァルトについて
モーツァルトは5歳で初めて作曲し、その頃から旅行という名の演奏活動(就職活動)をしていました。神童とも呼ばれ、幼い頃から演奏者としても作曲家としても類い稀な才能を発揮していたモーツァルトですが、彼の作品が今のように評価され有名になったのは35歳で亡くなったあとでした。
14歳の頃には教会で聴いた門外不出の曲ミゼレーレをたった一度聴いただけでほぼ完璧に楽譜に書き取ったそうです。それもなんと9声の合唱曲を!
同じ歳頃の中学生の生徒さんは合唱をしていますから3声のパートを一回聴いて書き取るとイメージしてみてください。不可能ですよね💦9つのパートを聴き取り、さらに頭に記憶して教会を出てから書いたということですから、どれほどモーツァルトが凄かったかが分かる逸話ですね。
門外不出だったミゼレーレ(アレグリ)は現代ではYouTubeで手軽に聴けてしまいます…
皆さんがご存知の通りピアノ曲のトルコ行進曲やきらきら星変奏曲もモーツァルトが作曲しています。オペラや交響曲・協奏曲など有名な曲もたくさん残しています。
演奏してみると派手な飾りのないシンプルな音だからこそごまかしはきかず、表現は難しいと感じます。
また他の作曲家と比べても高周波音が含まれている曲が多く、聴くだけで脳への良い刺激がありヒーリング効果も高いようですよ🍀
お時間のあるときに癒し効果のあるモーツァルトの楽曲を聴いてみてくださいね。
2022.10.25
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