12月のいろいろ

12月に入ったと思ったらあっという間に年末に❄

今月はコンサートグレード、冬の発表会がありました。冬の発表会は人数に限りがあり、お声をかけることができなかった方が多く申し訳ありませんでした。

12月のレッスンでも嬉しい出来事がたくさんありました。

試験前後で変化が!

コンサートグレードに挑戦した生徒さんは課題曲に向けて指のトレーニングの時間を多く取って練習しました。

普段電子ピアノで練習していましたので課題曲でもある古典の曲は初めは少し弾きにくい様子でした。そのためレッスンでは指の瞬発力を高めるトレーニングを続け、自分の出した音を良く聴き分けることができるようになりました。

その結果、演奏後にデモンストレーターの方から「古典曲がよく指が回って軽やかでよかった」と声をかけていただきました🎵

でも本当に嬉しかったのはこの後の話なのです…!

グレード試験前に途中までレッスンしていた曲を試験後に練習したところ、明らかな変化が見られました。以前はなかなか指が思うように動かず苦戦していて不本意ながら途中で試験曲に切り替えたのですが、試験後の次のレッスンでは指がすらすらと動き、生徒さんやご家族様も驚いておられました。もちろん私も目に見えて分かる成長に嬉しい気持ちでいっぱいでした。

お母様より、生徒さんが面倒な練習もコツコツ頑張ったことや、ピアノを弾くのが好きだと話していたことを伺い、この努力が進歩につながったのだと実感しました。

さらに付け加え、ピアノで自信が付き学校での発言も多くなったとのことです。素晴らしいですね✨

歌った曲を練習してきたよ

入会されて1年ほど経った小さな生徒さん、一時期は練習に向かえないこともありレッスン内容の見直しをしました。

ピアノを弾く以外に、よく知っている童謡での手あそびや歌いながらのリズム打ちを取り入れたところ、メロディー譜を自分で読んでお家で練習してきてくれるようになりました。知っている曲とはいえ教本ではまだ出てきていない音やリズムばかり。それでも「弾けるようになったよー!」と嬉しそうに聴かせてくれ、下のお子さんがそれに合わせて歌う姿にも思わず顔がほころびます😊

ご家族様からも、教本の練習の習慣もついてきたと教えていただきました!

冬、そして春の発表会

冬の発表会に出られた生徒さん達も、本番で落ち着いて演奏することができました。

1週間前は何度か同じ個所で音を迷ってしまった生徒さんも、残り1週間での練習メニューにより安定した演奏をすることができました。

また練習のときから弾き直してしまう生徒さんには「弾き直したくなっちゃうけど、頑張って頭の中のメロディーを次につなげてみよう」と声をかけ、その練習をすることによって無意識に弾き直すことが減り、本番でも落ち着いて弾くことができました!

演奏中の弾き間違いは練習を積み重ねても起きてしまうものです。そんなとき、例えば一部右手だけになってしまったり違う音を鳴らしても流れを止めずに進んでいけると、聴いて下さる方のなかには「こういうアレンジなのかな」と思っていただけたりするものです。(コンクール等ではそういう訳にはいきませんが💦)しかし、それありきでもいけませんからできる限りの準備、練習はしておきましょうね。(もちろん私も含めです)

さて、春の発表会もすでに多くの生徒さんの曲が決まり練習を始めている方もいます。

練習が自信を持たせてくれることは間違いありませんが、ノーミスで弾くことが目標ではなく心を込めて演奏してほしいといつも思っています。

素敵な先生方とご一緒させていただきました。ありがとうございました♪

日々のレッスン

2023.12.30

コメントはこちらからどうぞ


CAPTCHA


TOP